LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
昨日、和光市の上映会で『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲ひとみ監督)を観て来ました。
最近、NHKエンタープライズのしょうもないドキュメンタリー作品に辟易していたので、フリーでこれだけのことをするのは凄いな、と思いました。
土本典明とか、小川紳介の伝統が生きている。けど、昔とは「闘争」の仕方が様変わりしているんだなぁというのを感じました。
昔の「闘争」は、本当に「壁」だった。「敵」がハッキリしていた。

ところが今はそうじゃない。「敵」が曖昧なんです。
「敵」が虚構だってことを、もうみんな知っちゃってる。「敵」側は、各人その人の役割を演じているだけなんですね。
だからこの映画でも、一本釣りの漁師さんが中国電力の社員を気づかって「向こうにも向こうの生活がある」「何も束縛されない自分の方がまだまし」と言うようなことを言ったりする。優しいんです。

サヨク闘争の時代は組織対組織の論理のぶつかりあいだった。でも、浅間山荘事件で、サヨクの不毛が暴かれてから、サヨク闘争のスタイルが古くなってしまった。
相手側にも背景があるんだ、生活があるんだ、同じ人間なんだ、ということが解ってしまったんですね。
それをハッキリ認識させたのが、森達也さんの『A』だったんだと思う。

こうなると、「同じ人間なのになんで?」ってところに、興味というか、視点が移っていく。(あくまで僕の場合は、ですが‥‥)
でも『ミツバチの羽音と地球の回転』は、そこはあんまり追求していなくて、半分は「社会システム」や「政治制度」の問題を追いかけている。これは中途半端といえば中途半端なんだけど、そういう手法も、もちろんありだと思います。

スウェーデンの実情と比較して、日本の立ち遅れというか、戦略欠如の実態とその背景理由もよく解りましたね。
日本は、やろうと思えばグリーンエネルギーの「技術」はある筈なのに、国と既得権を持った産業界と、そこにブラ下がる人々(御用学者やエコノミスト)が、未来のビジョンを示さないばかりか、(いや、示したんだね。間違ったビジョンを)国民を洗脳して行ったんだ。

●今の生活レベルを維持するためには、エネルギー増が必要不可欠。
●石油依存度を減らし、原子力エネルギーの割合いを高めるべき。
●原子力エネルギーは二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー。
●原子力はきちんとコントロールしていれば安全。

組織というものは、必ず「統一見解」というロジックを組み立てる。
そして、いったん「統一見解」が作られると、人は思考停止に陥り「個」としての見解は許されなくなっていく。
菅直人および日本政府はまさにこの状態だ。
首相自身にビジョンがないのだ。
浜岡原発を止めるって言ってみたり、原子力は続けるって言ってみたり。「日本はこれで行くんだ」っていうビジョンがなんにもない!
こんな首相は要らないよ。
関連記事
スポンサーサイト














管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

imanari munekazu

Author:imanari munekazu
このコーナーでは、時事の話題に触れながら、意見、雑感等を不定期に発信してまいります。

リンク

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。