LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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女子柔道のナショナルチームで起きた暴力問題や、大阪市立桜宮高校の体罰自殺問題など、このところスポーツ現場での「暴力」事件が、マスコミで相次いで取り上げられていますね。こうした事件はたぶん氷山の一角で、表に出ない出来事がきっとたくさんあるのだと思います。


俗にいう「体育会」系。そこには何か「体で勝負」のようなニュアンスがありますよね。私はヘナチョコですから、こういうのは苦手です。
しかしハッキリ言って、事件を起こした人たちは指導者不適格人間だったと思います。


スポーツに知性や人格が要らない時代はとっくのとうに終わっています。今やどんな分野でも知性がなければ勝てないし、人格がよくなければチームプレイなどできません。スポーツの場で「暴力」沙汰が後を断たないのであれば、そうした気づきのない「甘え」の中にまだ居るということなのでしょう。


東京オリンピックの時の全日本女子バレーボールチーム監督であった故大松博文さんは「鬼の大松」と呼ばれ、激しいスパルタ式トレーニングを行ったことで知られています。ところがこの時の選手たちは、誰ひとり大松監督を悪く言う人はいないんですね。それどころか、みんな恋心に似た気持ちを監督に対して抱いていたというのです。いったい何がどう違ったのでしょう。


「体罰」問題が起こると、いつも「体罰は是か非か」といった取り上げられかたがされるのですが、私はこれは本質を欠いた議論だと思います。
問題は「体罰」の有無や是非じゃない。人格を尊重しているかどうかです。


親と子、教師と生徒、コーチと選手、師匠と弟子、親分と子分、上司と部下、経営者と労働者。世の中にはさまざまな力関係が存在しています。
その時に、力のある側がその立場を笠に着て、弱い者いじめをしてはならないということです。


これは道徳を超えた問題です。絶対にやってはなりません。上下の立場を利用して人格否定を行った場合には、相手の心に深い傷を負わせてしまうのです。この傷はちょっとやそっとでは解消されません。もし立場が逆転したときには、復讐がもたらされるかも知れません。


「鬼の大松」の故大松博文さんは、選手をどんなにスパルタでしごいても、きっと選手の人格は尊重していたんだと思います。
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