LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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日本のメディアは3.11から一年後を、もっぱら情緒的な部分にフォーカスを当てて伝えていた。
僕も、地震が起きたその時間には黙祷を捧げた。しかし、それだけでいい筈がない。
震災直後は海外に賞賛された日本人の行動も、一年経っても同じようでは、ヨーロッパからみると凄く奇異に映るようだ。


ヨーロッパは地続きで狭い地域に国が密集しているし、チェルノブイリの時の記憶があるから、福島第一原発の事故は、日本人以上に敏感に反応した。
ドイツは事故から3ヶ月後の2011年6月には、メルケル首相が早々と方針を転換、2022年までに17基の原発をすべて閉鎖することを閣議決定した。
その後、スイス、イタリア、ベルギーも、原発廃止を決定した。


フランスは現サルコジ大統領が原発継続の方針を変えず、原発依存度の高いフランス国内では反対派が6万人の人間の鎖(東京ー福島間と同じ230キロ)をつくって抗議デモを行った。
また、オランダ、ポーランド、チェコは原発建設を今後も進めると発表。リトアニアでは、なんと原発の建設を、福島第一原発の施工業者であった日立が受注し、6月に調印する予定なのだと言う。


まったく、なんて反省のない奴らなんだろう。この気なんの気、サイテーだね。
日立グループの不買運動でもしないといけないんじゃないかな。(でも民生用が少ないんだよね)


ヨーロッパの関心は「これから具体的にどうするのか」に移っているのに、どうして日本は、そっちへ行かないのだろうか?


フランスの「20HEURES」は、事故から一年後を、ポイントを絞ってこう伝えている。
●日本国民の82%は、原発からの脱却を望んでいる。
●東電は事故後、現場を放棄しようとしたが、当時の首相が怒ってそれを押しとどめたことが明らかになっている。
●第一原発の所長が、東電本社の上司に従わず、海水注入を決断しなければならなかった。
●しかし、東電の勝俣会長は、未だ会長職に留まっている。


そして「日本社会では、政府やTepcoへの怒りが高まっている」と結んでいるのだが、その怒りの映像はない。
「怒りが高まっている」という結びは、フランス国民ならこうなる筈だという、たぶん憶測だ。


ドイツ人は環境問題に関しては非常に敏感ということだが、ドイツのメディアでは、
「政府、東電、関連企業などいわゆる原子力村の人たちが、いかに自分たちに都合の悪い情報を隠し、日本国民に真実を伝えて来なかったか」
を検証する番組を、関係者へのインタビューをもとに制作しているのだと言う。


それで、Tepcoの白井という人が、事故後の原発の現状について、
「今は急場しのぎで、原子炉の冷却しか行っていない。それは根本的な解決策ではない。問題は現状を管理しきれていないことだ」
と語ったのだそうだ。(白井氏の発言映像ありだった)→ 政府の「一応の終息を見た」発言とは大違い。
そして、「専門家は再び強い地震が起こる可能性を示唆している。再び原子炉が崩壊すれば、私たちの知る日本の終わりを意味する」と結んでいる。(えー、日本、終わっちゃうの?)


ドイツZDFのヨハネス・ハーノ記者は語る。
「日本の『原子力村』というのは独特です。ドイツでは、規制を行う機関は単独で存在します。政府とは結びついてはおらず独立した機関です。ですから厳しく批判をしますが、それでキャリアを失うことはありません。日本では、政界、学界、エネルギー業界、メディアが深く結びついている印象です」


さらに、被災地の人たちに関しては、
「被災者は、政府、電力会社、メディアを信用していません。被災者同士で助け合ってはいますが、国のエリートたちに見捨てられたと思っています」
と言い、
今回の災害は、地震、津波、原発事故、そして信頼の喪失の4つだと指摘する。
重要なのは誠実さであり、失った信頼を取り戻したいなら、真実を伝え、誠実に行動する必要がある。
しかしジャーナリストは使命を果たしていない。ドイツでもそうだが、私たちは、国民の代弁者であらねばらならない、と語る。


まったくその通りだと思う。
これはもう何度も書いて来たけど、日本のことを知りたいと思ったら、外国のメディアの方が情報があるし分析も確かなんだ。
日本のメディアの報道を見ていたら、脳が腐っちまう。
自分たちのご都合主義と、操作された情報しかないし、ジャーナリズムなんて存在しない。
ああ日本のエリート層は、なんでこんなに情けない奴らばかりになっちゃったんだ。
サムライ、どこ行った?
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[2014/09/18 09:28] | # [ 編集 ]














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