LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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明日3.11は、多摩市でも『アクション in TAMA』という反原発の市民イベントが開かれるそうなので行ってみようと思っています。


僕はこのブログで、去年の原発事故後、政府の中には「これ幸いと喜んでいる者がいる」と書いたのですが、今日のニュースを見ていたら案の定、福島に中間貯蔵施設を作る構想を発表したと言うではありませんか。
そしてニュースを見る限り、地元自治体の長はみんな「仕方がない」と言っているのです。


そんなバカな!
こんなズサンな政府のおかげで故郷がなくなってしまったのに、怒るどころか「仕方がない」というのは‥‥。
これが日本人のメンタリティーなのでしょうか? それとも仕組まれた茶番劇なのでしょうか?


今まで宙ぶらりんだった「中間貯蔵施設」問題がこうやって決着してしまったら、この先の原発継続にお墨付きを与えてしまうことになるのに‥‥。
どうしてこんな、理不尽に理不尽を重ねることが、なし崩し的に許されていくのでしょうか?


3月10日、NHK-BS1で『世界からみた福島原発事故』というドキュメンタリーが放映されました。
この中で、予想通りアメリカは、事故の早期からメルトダウンを把握していたことが明らかにされました。
日本の政府よりも、アメリカの軍の情報分析の方が早くて正確だったというのは、いったいどういうことでしょうか?


恥知らずにもほどがある、と思います。たとえて言えば、自分の家の家庭内問題を、隣りのうちの人の方がよく解っているということです。こんな親(政府)は、親(政府)失格でしょう。


そして、「想定外」という言い訳が、スイスやアメリカの原発関係者からすればいずれも想定し、その対策もしていたことであって、日本は単に「思考停止」していただけであったことも明らかにされました。


福島第一原発で採用されたGE製量産型原発の「Mark2」は、欠陥商品であって、それを当のアメリカも、そして同型原発を買ったスイスも途中で知って、安全対策を施していたのに、日本はそれをしなかったのです。


原子力安全委員会(班目春樹、久木田豊、久住静代、小山田修、代谷誠治/注:お名前は現委員各氏)は、1992年に出した『シビアアクシデント対策としてのアクシデントマネジメントについて(決定)』という文書で、
「シビアアクシデントは現実に起こることは考えられないほど発生の可能性は十分小さいものとなっており、原子炉施設のリスクは十分低くなっていると判断できる」
と書いているのです。

そしてさらに『原子炉施設に関する安全設計審査指針』では、
「長期間にわたる全電源喪失は、考慮する必要はない」
と結論づけていたのです。
「想定外」ではなく、「想定」する思考を停止していただけだったのです。
最初の文章をよく読んでみてください。すごーくヘンなロジックです。


現実に起こるとは「考えられない」から「シビアアクシデントの可能性は十分小さく」「原子炉施設のリスクも十分低い」と言っているのです。
なんやねん、これ?
これが頭のいい人たちの思考なのでしょうか?
僕に言わせればアホですがな。


「考えられない」から「危険はない」なんて。じゃあ何のために委員になって、国から金を貰っていたのか。
なんのための原子力<安全>委員会なのか?
<安全>とは危険を想定しないことなのか?
これではただの、原子力<の危険を想定しないことにお墨付きを与える>委員会ではないか。
そんなんで、いいんかい!



スイスは、福島第一原発の事故を受けて、2034年までに現在5基ある原発の稼働停止と閉鎖を決めたそうです。
日本よりはるかに厳重な安全対策を施していたのにです。
一方のアメリカは、スリーマイル島の事故以来34年ぶりに、原発の新規着工を許可しました。


米エネルギー省のチュー長官、なんちゅーてたか。
「地球温暖化とエネルギー需要の増加で、原発技術の国際競争は激烈です。わが国の選択は明らかです。技術開発を進め輸出するのです」


米ヴォーグル原発の着工に反対する「行動する女性の会ジョージア」のボビー・ボール事務局長は言います。
「業界はいつも事故から学んだと言いますが、決して原発を止めようとはしません。なぜか。1日でも止めれば莫大な損失だからです。すべてはお金なのです」


この世は競争社会であり、アメリカは常に勝たなければならないという、アメリカン・ピープルの狂った思想。
日本政府はいつまでこの巨人、ならぬ狂人のポチを続けるつもりなのか。

●「世界からみた福島原発事故」再放送予定
3月11日(日) 午後6:00~午後6:50 BS1
3月16日(金) 午後6:00~午後6:50 BS1
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