LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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3.11の震災直後、アメリカの原子力規制委員会が福島第一原発の事故の経緯をどのようにみていたかという議事録が公表された。
案の定、アメリカは炉心が冷却されていないことを早期から把握しており、メルトダウンの可能性と燃料プールの火災についても、日本政府よりもずっと早くから懸念していたことが明らかになった。
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/0222.html


これを伝えたNHKのニュースは、当時の枝野幹事長の「直ちに人体に影響を及ぼす数字ではない」「問題はないが、念のために20キロの避難区域を設けた」という発言の映像をカットバック。





さらには米側の「炉心の状態について、原子力委員会の近藤に何度も問い合わせたが明確な返事がなかった」という議事録の中の一節も紹介していた。



この人が近藤委員長
元東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学名誉教授
2004年(平成16年)1月より原子力委員会委員長(常勤)
モットーは暮夜無知をおそれ、明白簡易を心がけること。我が国が原子力科学技術の便益をそれに伴うリスクを低く抑制しつつ長期にわたって享受できるように、国民との相互理解を図りつつ、短・中・長期の政策を並行して企画し、推進していきます。



だそうです。


要するに、明確なウソの指摘を行ったのである。
しかし例によって、日本国民はシラーっとしている。
マスコミも、野党も、それ以上は追及しない。
「そんなもんだろう」と諦めているのか、震災から一年近く経って、もう関心がなくなってしまったのか?


だけど、これってもの凄く重要なことなのに‥‥。
国民の生命と財産を守るのは、政府の義務だ。
その政府が、やるべきことを果たさなかったばかりか、ウソと隠蔽を行っていたのだから、これはもう犯罪だ。
それが「当時の議事録ありませんでした」で済まされようとしているんだからね。「これってなんなの?」って思う。


危機管理意識の差だって言うんだけれど、それだけなんだろうか?
アメリカ政府と比べると、日本の政府は小学校の学級委員会レベルって感じがする。
ふだんアメリカのことをこき下ろしているので、「お前はなんなんだ」って言われそうだけど、情報開示の姿勢とか外交戦略とか危機管理体制とかについては、アメリカに比べて日本はあまりにもヒドすぎる。


内閣府の原子力委員会だって、結局はお飾りの名誉職に過ぎなくて、危機管理意識も危機管理体制も最初っからないわけですよ。
原子力安全委員会も原子力安全・保安院も、ふだん何をやっているのか、何をやっていたのか、さっぱり解らない。


こういうことも含めて、やっぱり裁判をやらなきゃダメだと思うんだよね。
どうしたらいいんでしょうねぇ。
頭のいい人に何か知恵はないでしょうか?
●「暮夜無知をおそれ、明白簡易を心がける」とは?

「暮夜無知」というのは、『後漢書』の中に書かれた楊震さんという政治家に関するエピソードに登場する言葉です。
あるとき、王密という人物が「楊震」さんのところに賄賂を持って来た。そして「だんな、大丈夫です。夜だから誰も知るものなんて居ませんぜ」と言った。
すると楊震さんは「貴様は何を言うか。天も、神様も、私も、お前もみんな知っているのだぞ」と怒ったというお話です。
つまり、「暮夜無知をおそれ、明白簡易を心がける」とは、
ワイロの誘惑に乗らないように注意し、複雑な問題も目標を明白にして、解りやすい行動をとることをモットーにいたします、という意味です。
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