LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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2月19日のコメントを書いた翌日、スペインとポルトガルで大規模なデモが起こった。


今や世界は3分される。
バブル経済で浮かれる発展国。
失業問題で暴動寸前の旧先進国。
支配構造への抵抗が内戦状態にまで行っちゃった国。


『China Now』という番組で上海のバブル景気を見て、気持ちが悪くなった。
高級車に乗って、高級ブランド服を着て、高級レストランで、高級な食事をする。
中国は、何でもやることなすことデカい。日本のバブルのころを10倍にした感じだ。
その中国は、アフリカを狙って各地に進出し、その国の政府と結託して貧しい人々を蹂躙している。
地球全体で、もの凄い歪みが生じていて、富裕層と支配者階級は、それをさらに加速させている。


いま「中国は」と書いたが、正確に言えば、中国の中の「富裕層と支配者階級は」と書くべきであって、それはどの国でも変わりはない。
まさにそれが、グローバリズムということだ。
「富裕層と支配者階級」が、自国を飛び出して、他国にまで進出して富を奪うことをグローバリズムというのである。


中国でもインドでも韓国でも、そして日本でも、国内では経済格差が拡大している。
その支配構造への抵抗が、デモから暴動になり、さらには内戦にまで発展しているのが、今の地球の姿だ。


スペインとポルトガルの大規模なデモは、ギリシャと同じく「緊縮財政政策」に対する庶民の怒りだ。
家計が破綻しそうになったら、どうするか?
倹約するであろう。
だから、それ自体は、当たり前のことのように思える。


しかし、倹約した後の未来が見えないのだ。
国家の財政危機がそれで回避されたとしても、国民の生活がその後、上向くのかと言えば、そうはならない。
倹約が新基準となり、貧乏人はさらに倹約を強いられ、金は富裕層にどんどん流れて行く。


スペインとポルトガルの政府は、「賃金を下げて、競争力を獲得するため」だと言う。
では「競争力」とは何か?


価値の公式、V=Q/P


同じ価格(P)なら、品質(Q)の高いものの方が、価値(V)が高く、
同じ品質(Q)なら、価格(P)が安いものの方が、価値(V)が高い。


大衆向け工業製品は、もはや全世界で、クォリティの差がなくなっているのである。
自動車であろうが、家電であろうが、携帯電話であろうが‥‥
食べ物でさえ、工業化され、標準化してしまったのである。
こうして、あらゆる分野が、一握りの企業グループによって寡占化されてきている。


品質(Q)が標準化されてしまったら、「競争力」を発揮するためには価格(P)を下げるしかない。
そこで、労働賃金を下げるという話になるのである。


しかし考えてもらいたい。
ここに、A、B、C、という3つの国があったとする。
A国の労働賃金が下がって、他国より「競争力」を持ったとしたら、B国と、C国はどうするであろうか?
対抗上、「競争力」を取り戻すために、自国内の労働賃金を下げるであろう。
B国はA国よりもさらに労働賃金を下げ、それを見たC国もさらに下げる。
こうして、競争は留まることを知らない。


いちばんいいことは何か?
「労働者に給料を支払わないこと」なのである。
それが、工業化(ロボットを使う)と、国内よりもっと安くコキ使える国への、労働力の移転を生じさせるのだ。
つまり国家が言う「競争力」とは、国内労働者を貧乏人に仕立て上げることなのだ。
だから、「競争力を獲得するため」は、富裕層と支配者階級が使う、騙しのテクニックなのである。


それ以前に、


自由貿易はいいこと
高い製品を買わされている消費者は利益を得ていない
競争があるからイノベーションが起こって経済が発展する
経済が発展すればみんながハッピーになれる
だから、競争に勝つのだ
(さらに付け加えれば)経済発展のために、原子力エネルギーは不可欠だ


というプロパガンダを、学校教育やメディアを通じて刷り込んでいるのである。


最近、強く感じるのは「支配階級の人間は人格者でなければダメだなー」ということ。
いま、人格者はいるだろうか?


あなたはどっちがいい?
人格者による独裁政治と、ならず者たちによる民主主義と?
ならず者たちによる民主主義を強引押し進める国、それがアメリカだ。
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