LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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ときわ食堂

12月8日、ガリガリクラブの忘年会を出張で行いました。
理由はホームグラウンドに決めた、Bar GARI GARI にはおつまみがないので、温かいものが食べたかったから。
場所は、日暮里から近い「町屋」という駅にある『ときわ食堂』。いい店でした。
小生、町屋駅に降りたのは初めてでした。


参加者4人。Kaさんの行きつけの店らしいです。
Kaさんも、帰宅途中下車して見つけたというから、よくやるわ。
「ガリガリクラブ」の前身、「虎ノ門サロン」(Ko氏主催)でも、居酒屋探検をよくしたけど、そのころ行った店で今も残っているところは少ないんだろうなぁ。


僕、考えてみたんだけど、こういう店が生き残っていくためには、第一に同じ階級の労働者が、固まって存在している場所、という条件が必須だと思う。
第二には、自分で自前の店舗を持っているということ。
高い家賃を払っていては、とても薄利多売の商売はできない。


駅前のメイン通りに空き店舗が出ると、すぐさま外食チェーンに押さえられてしまう。
そんな高い家賃を払えるのは、資金力のあるチェーン店だけだ。
しかし考えてみて欲しい。
そういう高い家賃を払ってまで、低価格の居酒屋チェーンを運営出来るのは、一体どうしてなのか?
それは、食材の仕入れコストが安いということと、そこで働く労働者の労働力が不当に搾取されているためなのだ。


去る12月7日、<非正規労働者が、厚生年金や健康保険に入りやすくするための制度見直し>に、外食産業が反対した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111207/t10014479181000.html
日本フードサービス協会の佐竹力總会長が「負担が増える制度の見直しはパートで働く人や企業、それに地域の雇用に悪影響を与え、いいことはない」と語ったとか。
またもや、奇妙なヘリクツである。


要は、搾取ができなくなると、現在の経営状態を維持していけないというだけなのだが、それを、言い換えするわけだ。
TPP参加で農業を強くとか、農業にとってのチャンス、などというのと同じである。
支配者は常にこういうデタラメを平気で行う。


ときわ食堂』で、居酒屋チェーン界の寵児、ワタなんとかの話になった。
「あいつさ、最近、教育にまで口出ししているんだぜ」
「なにが、教育だよ。ちゃんちゃらおかしいね。一度行ったけど、最低!」
「あんなの、店じゃねぇよ」
「オレ、あそこの店長やっていたって女の子知っているんだけど、アルバイト半年で店長だってさ。アルバイト半年やって店長になれるって、いったいどんな店やねん」
「それが『教育』の成果とでも言うつもりなんかな?」
と、まぁ、オヤジが集まってぐだぐだ言うという、正当居酒屋における正しいコミュニケーションのあり方を実践したわけであります。


で、この『ときわ食堂』、本当にいい店です。
何より、メニューの豊富さ。よほど回転がいい店でないと、鮮度を要求される食材を、こんなに仕入れられません。
壁を見ると、朝7時からやっている。ギョエー! 深夜労働の労働者が、一杯やってから家に帰ることできるんやね。
僕のチェックポイントをお教えするネ。居酒屋は、〆鯖と、揚げ出し豆腐を見れば、だいたい実力が解る。
なぜかというと、両方とも最高の酒の肴で、単純な料理ではあるけど、手間が掛かるから。
刺身というのは鮮度しだいなので、それだけでは実力は判らない。


さて、そこで出会った、奇っ怪なメニュー。その名も「たらメニヤ」。

たらメニヤ

写真がそれなのだが、お店の人に訊いても「メニヤ」の意味が解らない。
たらの塩焼きとメニヤが並んでいるところから、「メニヤ」は調理法を差しているのであろう。
お店の人の話では、串揚げと同じように、天ぷら衣にパン粉を付けて揚げているのだという。
ふつうフライは、粉、卵、パン粉の順に付けるが、粉と卵を、一緒にし天ぷら衣にすることで、一工程を省いた調理法である。
こうすると、フライもののサクサク感はやや減じ、厚衣の天ぷらのようになる。


しかし‥‥。旧ソ連邦に「タラメニヤ」って国なかったっけ? とか、くだらないことしか浮かばない。
だけど、僕はポルトガル料理にルーツがあるんじゃないかな? と目星をつけた。
日本に最初に入った西洋料理はポルトガル料理で、これを南蛮料理と言った。
この南蛮料理が定着したもの代表が、今日の「天ぷら」だと言われている。
また飛龍頭(ひりょうず、ひろううす=がんもどきの別名)は、ポルトガル語のFillos(小麦粉をこねて油で揚げたパン)が語源だと言う。隠れキリシタンたちが、パン(キリスト教儀式で重要)の代わりにとうふで作って、弾圧の目をごまかしたというのだ。
僕が以前、ポルトガル料理研究家から聞いた話では「おじや」もポルトガル料理だそうだよ。


家に帰って、ポルトガル料理を調べてみると、ポルトガルでもっとも食べられている魚は、なんと「たら」だという。
よし、来た! フライにしてもよく食べるという。おお、近いぞ。しかしそれはフリットであって、メニヤという調理法は、辞書で調べてもとうとう見つからなかった。
く、苦爺思意ー。
きっと、日本語のカタカナ表記にする過程で、本来の発音とかけ離れた表記になってしまったのではないだろうか? 先頭の語は「m」ではないような気がするなー。
誰か知らないかなー?


ときわ食堂HP
http://tokiwa-machiya.sakura.ne.jp/
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