LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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スティーブ・ジョブス

昨日、Apple の Steve Jobs氏が亡くなった。僕よりも1歳若い56歳ということだった。
僕が一番最初に手にしたパソコンは、NECの98であったが、その後すぐに Apple にチェンジした。その当時のApple は40万円以上もしたが、超カッコよかった。
僕は単純で、ものごとの判断基準が<カッコいいか、カッコ悪いか>だけだったが、Apple は断然カッコよかったのだ。


バブル時代、高級マンションに住み、フェラーリに乗るといったライフスタイルがみんなの羨望として取り上げられた時期があったが、それは僕にとっては最も<カッコ悪い>ことであった。
その後、ヨウジ・ヤマモトさんがこう言っていることを知り、「なるほど」と膝を叩いた。
「カッコいい服を着ればカッコいいんじゃないんです。カッコいい人が、カッコいい服を着るから、カッコいいんです」
僕は単純だから、これがその後の、座右の銘になった。


Steve Jobs氏は、ジーンズとタートルネックのシャツという姿で壇上に立ち、Apple の新機種のプレゼンテーションを自ら行った。
白州次郎は日本でいちばん最初にジーンズとTシャツを着た男ということになっているらしいが、それは彼にとっては野良着で、やっぱり断然カッコよかった。
要は、カッコいい人は、なんでもカッコよく着こなしてしまうのであった。


Steve Jobs氏 がしてきたことを自分は無条件に評価することはできないのだが(世の中がだんだんと『マイノリティ・リポート』のようになっていくことに、個人的には危惧がある)Steve Jobs氏その人は、ものすごくカッコよかった。きっとコンピュータの世界にいなくても、すばらしいことを為し遂げただろう。


Apple のカッコよさは、その「デザイン思想」にあった。
Apple の製品ラインナップは驚くほど少ない。それで世界を席巻したのは、こういう理想像を創りたいというコンセプトが、際だって明確だったからだ。
そしてそれは、Steve Jobs氏の思想そのものであった。つまり、
「カッコいい人が、カッコいい物を創ったから、カッコいい」のであった。


しかるに日本や韓国のメーカーはどうであろうか?
革新的コンセプトはちゃっかり横取りし、それに改善・改良の付け足しをすることと、ラインナップを増やすことで、あらゆるニーズを拾おうとするのである。
それは、僕にとって、ものすごく<カッコ悪い>ことである。
トヨタ車が<カッコ悪い>のは、
「カッコ悪い人が、カッコいい物を創ろうとしても、カッコ悪い」
ものしか出来ないという証明である。


トヨタ車を見ると、自分の目には、マーケティングが透けて見える。
シェイプやラインの隅々に至るまで。
そこには、マーケティングしかなく、何が理想なのかという「デザイン思想」がない。
ああ、カッコ悪いなー。でも売れるんだろうなー。
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