LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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セシウム汚染牛の報道を見ていて、高田渉さんの『値上げ』を思い出しました。
「1年間食べ続けても、直ちに健康には影響がない」
この言い訳を、何度聞かされたことでしょう。


でもこれって「長期的には影響があるかも知れない」ってことを暗に含んでいるって思いませんか?
そして長期的に影響が出た場合、その因果関係を証明するのは困難なんです。
過去の公害裁判はみんなこれでした。これは政府の手口なんです。
これに対抗するには、いつ誰が「安全です」発言をしたかを、詳細に記録しておかなければ後々裁判で戦うのが難しいそうです。


高田渉さんの『値上げ』を聴きたいなぁと思ってネットで検索していたら、こんなのを見つけました。



す、凄いです。
それで、歌もうまいんですよね。


それでもって、こっちが原曲。



途中で「歌詞」忘れちゃうんですけどね。高田さんらしいや。


本当の歌詞はこんなふう。

http://j-lyric.net/artist/a0027b4/l004d8a.html
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昨日、和光市の上映会で『ミツバチの羽音と地球の回転』(鎌仲ひとみ監督)を観て来ました。
最近、NHKエンタープライズのしょうもないドキュメンタリー作品に辟易していたので、フリーでこれだけのことをするのは凄いな、と思いました。
土本典明とか、小川紳介の伝統が生きている。けど、昔とは「闘争」の仕方が様変わりしているんだなぁというのを感じました。
昔の「闘争」は、本当に「壁」だった。「敵」がハッキリしていた。

ところが今はそうじゃない。「敵」が曖昧なんです。
「敵」が虚構だってことを、もうみんな知っちゃってる。「敵」側は、各人その人の役割を演じているだけなんですね。
だからこの映画でも、一本釣りの漁師さんが中国電力の社員を気づかって「向こうにも向こうの生活がある」「何も束縛されない自分の方がまだまし」と言うようなことを言ったりする。優しいんです。

サヨク闘争の時代は組織対組織の論理のぶつかりあいだった。でも、浅間山荘事件で、サヨクの不毛が暴かれてから、サヨク闘争のスタイルが古くなってしまった。
相手側にも背景があるんだ、生活があるんだ、同じ人間なんだ、ということが解ってしまったんですね。
それをハッキリ認識させたのが、森達也さんの『A』だったんだと思う。

こうなると、「同じ人間なのになんで?」ってところに、興味というか、視点が移っていく。(あくまで僕の場合は、ですが‥‥)
でも『ミツバチの羽音と地球の回転』は、そこはあんまり追求していなくて、半分は「社会システム」や「政治制度」の問題を追いかけている。これは中途半端といえば中途半端なんだけど、そういう手法も、もちろんありだと思います。

スウェーデンの実情と比較して、日本の立ち遅れというか、戦略欠如の実態とその背景理由もよく解りましたね。
日本は、やろうと思えばグリーンエネルギーの「技術」はある筈なのに、国と既得権を持った産業界と、そこにブラ下がる人々(御用学者やエコノミスト)が、未来のビジョンを示さないばかりか、(いや、示したんだね。間違ったビジョンを)国民を洗脳して行ったんだ。

●今の生活レベルを維持するためには、エネルギー増が必要不可欠。
●石油依存度を減らし、原子力エネルギーの割合いを高めるべき。
●原子力エネルギーは二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー。
●原子力はきちんとコントロールしていれば安全。

組織というものは、必ず「統一見解」というロジックを組み立てる。
そして、いったん「統一見解」が作られると、人は思考停止に陥り「個」としての見解は許されなくなっていく。
菅直人および日本政府はまさにこの状態だ。
首相自身にビジョンがないのだ。
浜岡原発を止めるって言ってみたり、原子力は続けるって言ってみたり。「日本はこれで行くんだ」っていうビジョンがなんにもない!
こんな首相は要らないよ。
9日のNHKニュースで、菅総理が、福島原発の事故処理について「最終的には数十年の単位の時間がかかる見通しになっている」と民主党の全国幹事長会議で語ったという映像が流れました。
これと同時に、<NHKが入手した>という、その事故処理の見通しに関する文書も発表されました。


すごーーーーーく、ヘンです。
<NHKが入手した>というのは、これが「スクープ」という意味なのかどうか、はっきりしません。
<NHKが独自に入手した>のか、<NHKだけが政府から貰った情報>なのかも解りません。
背景が曖昧なんです。


ところが、
語られていることは物凄ーーーーーく重要です。
「原発周辺の被災者は、今後、故郷にはもう帰ることができない」ということを、政府が初めて公にしたのですから。
それなのに、「こんな発表ってありなの?」というくらい、ひどいアナウンスメントです。
どうして、菅直人の発表は「民主党」の全国幹事長会議という内輪の席なのか? またどうして詳細をNHKが肩代わりした形で語るのか?
おそらく、政府とNHKが結託して、こういう発表の仕方を考えたんでしょう。


菅直人は、「秘匿」→「小出し」→「はぐらかし」→「うやむや」の順で情報をコントロールするのが「有効」であることを、これまでで学習してしまった。
本当の危機管理はディスクロージャーから始まるのに、それとはまったく逆なんです。
その方針は変えるつもりがないらしい。中国漁船衝突事件のときからいささかも変わらない。


この<NHKが入手した>という文書も、それはそれはヒドい内容のものです。
「10年後にメルトダウンした燃料を取り出すことを<仮の目標>にして、それまでに必要な技術を開発する」と言うんですから。
お役人て、こういう作文をするんだよね。
そこに、確定的なものは何ひとつない!
なんだよ<仮の目標>って? そんな日本語あるんかい? 目標ってそもそも「仮」じゃないか。
「ワールドカップでベスト16入りが目標」って使うんじゃないのかえ?
それを<仮の目標>だなんて。仮の仮じゃ、こっちがカリカリしちゃうよ。
要するに<目標じゃない>ってことでしょう? <目標として定められない>ってことなんでしょう?
ハッキリ言えよ、って。


だいたいチェルノブイリが事故から25年も経過して未だに燃料取り出せないのに、10年後の<仮目標>という根拠はどこにあるの? 福島原発でのメルトダウンは3基だよ。
爆発で、作業用クレーンも吹き飛んでいるんだよ。
放射線量が高過ぎて、近づいて作業ができないんだよ。クレーン設置もできないのに。


被災者の方々は、「来年くらいには帰れるかも?」という希望を持ちながら避難所生活をしているんだ。
前にも書いたけど「申し訳ないが、もう戻ることはできません」と、早くハッキリ言うべきなんだ。
そうしなければ、次の対策が立てられないじゃないか。


マスコミは、菅降ろしがどうたらこうたらと、相変わらず「政局」のことばっかり報道しているけど、そんなのまったくの不毛です。
菅直人のどこがどうダメなのか、民主党政権の何がいけないのか、そこを分析してきっちり指摘することをしなければ、首相のクビが変わっても、また同じことが起こるかも知れない。それではなんにもならない。

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このコーナーでは、時事の話題に触れながら、意見、雑感等を不定期に発信してまいります。

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