LOTUS STUDIO BLOG
これから何が起こるか。我々は何をすればよいのか。
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本日29日、密やかにGARI GARI CLUB を開催しました。渋谷の「みうら」さん。いい店です。
誘っても、もうだーれも来ないので、Ka氏と二人きりでしたが、それなりに楽しかったです。
お勘定、割り勘で一人3,075円也。小生の3日分の食費でした。



明日から、何を食べようかなー。あ、そうだ、115円で買った鯖缶があるか。
サーバーダー、サバダバダ、サバダバダ(『男と女』、アヌーク・エーメよかったニャー)


もう2年間、イチゴを食べていません。
1パック500円くらいするから、手が出ない。500円あったら、29円のもやしが一体いくつ買えるか、とどうしても考えてしまう。


ビンボー人になってテキメンなのは、果物が食べられなくなったこと。
過去2年間、バナナとリンゴ、それにミカン、あと缶詰の中国産の桃以外は食べていない。
昔は、800円のイチゴショートケーキを食べるためだけに立川まで行ったこともあるのになぁ、とちょっと思ったりもするが、それを言っても始まらないので、忘れることにする。


20代前半は、そうめんばかり食べていた。
一把のそうめんを茹でて、朝と夜に食べる。一日二食(にじき)である。
朝そうめん、夜そうめん、次の朝もそうめん、その夜もそうめん。
メン、メン、メン、メン、どうもゴメンサイ。
ある日、両目を激痛が襲い、耐えきれずに眼科に駆け込んだ。立派な栄養失調であった。


友人のA君に、そのことを話したら「えっ、今成さんはそうめん? オレはうどんばっかり」と言った。ビンボー自慢大会である。
彼は20代のときにジーンズショップを経営していたが、お天気がいいとシャッターを閉めてサーフィンに出掛けてしまった。
それで店は潰れた。当たり前だわな。
その後、石切り場のタコ部屋へ流れたということだが、借金を返済するまで、うどん、うどん、うどん、うどん、うどん、だったそうである。
粉ものは、とにかく安い! 困った時は粉ともやし! もやし君、どうもありがとう。


同じく友人のF君から聞いた話なのだが、彼は「竿竹や」をやったそうである。
「たけや~、さおだけ~」というアレである。
町田にその総元締が居て、身一つでそこへ駆け込むと、とりあえずタコ部屋に泊めて貰えるのだそうだ。
そこで、軽トラック貸与、竿竹の仕入れはとりあえず貸し付け、ということで、全国に送り出されるのだそうである。
仕事はそれで得られるが、軽トラックの借り賃、ガソリン代、竿の仕入れ代金、旅館代を差し引くと、何も残らない。


でも最近、「竿竹や」の呼び声を聞かないよね。ホームセンターが増えたから、もういらないか。
総元締の人、今どうしているのかな?
僕は織田作之助が好きだったのだが、確か『夫婦善哉』の中に、「一銭天ぷら屋」を商う主人の話があったように思う。
粉ものだからと、一銭の安さでお惣菜の天ぷらを売っていたが、燃料代を考えていなかった、というおマヌケな話だったように記憶している。


こういう吹きだまりのような場所は、今はどうなっているのだろうか?
そう思っていたら、うどんのA君がこう言った。
「今成さん。うちの弟が離婚して、会社も辞めてしまって、それで仕事を探していたんですけど、全然見つからなかったんです。それが先日、やっと見つかったと言って来たんですけど、いったいどこだと思います?」
「え、どこなの?」
「福島第一原発なんですよ」
「えーーーーーーーーーー」


これが現代の吹きだまりなのか? A君の弟さんのような人が流れていくのか。
僕も近いな。
あ、いや年齢制限で、福島第一原発も雇って貰えないか。
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ときわ食堂

12月8日、ガリガリクラブの忘年会を出張で行いました。
理由はホームグラウンドに決めた、Bar GARI GARI にはおつまみがないので、温かいものが食べたかったから。
場所は、日暮里から近い「町屋」という駅にある『ときわ食堂』。いい店でした。
小生、町屋駅に降りたのは初めてでした。


参加者4人。Kaさんの行きつけの店らしいです。
Kaさんも、帰宅途中下車して見つけたというから、よくやるわ。
「ガリガリクラブ」の前身、「虎ノ門サロン」(Ko氏主催)でも、居酒屋探検をよくしたけど、そのころ行った店で今も残っているところは少ないんだろうなぁ。


僕、考えてみたんだけど、こういう店が生き残っていくためには、第一に同じ階級の労働者が、固まって存在している場所、という条件が必須だと思う。
第二には、自分で自前の店舗を持っているということ。
高い家賃を払っていては、とても薄利多売の商売はできない。


駅前のメイン通りに空き店舗が出ると、すぐさま外食チェーンに押さえられてしまう。
そんな高い家賃を払えるのは、資金力のあるチェーン店だけだ。
しかし考えてみて欲しい。
そういう高い家賃を払ってまで、低価格の居酒屋チェーンを運営出来るのは、一体どうしてなのか?
それは、食材の仕入れコストが安いということと、そこで働く労働者の労働力が不当に搾取されているためなのだ。


去る12月7日、<非正規労働者が、厚生年金や健康保険に入りやすくするための制度見直し>に、外食産業が反対した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111207/t10014479181000.html
日本フードサービス協会の佐竹力總会長が「負担が増える制度の見直しはパートで働く人や企業、それに地域の雇用に悪影響を与え、いいことはない」と語ったとか。
またもや、奇妙なヘリクツである。


要は、搾取ができなくなると、現在の経営状態を維持していけないというだけなのだが、それを、言い換えするわけだ。
TPP参加で農業を強くとか、農業にとってのチャンス、などというのと同じである。
支配者は常にこういうデタラメを平気で行う。


ときわ食堂』で、居酒屋チェーン界の寵児、ワタなんとかの話になった。
「あいつさ、最近、教育にまで口出ししているんだぜ」
「なにが、教育だよ。ちゃんちゃらおかしいね。一度行ったけど、最低!」
「あんなの、店じゃねぇよ」
「オレ、あそこの店長やっていたって女の子知っているんだけど、アルバイト半年で店長だってさ。アルバイト半年やって店長になれるって、いったいどんな店やねん」
「それが『教育』の成果とでも言うつもりなんかな?」
と、まぁ、オヤジが集まってぐだぐだ言うという、正当居酒屋における正しいコミュニケーションのあり方を実践したわけであります。


で、この『ときわ食堂』、本当にいい店です。
何より、メニューの豊富さ。よほど回転がいい店でないと、鮮度を要求される食材を、こんなに仕入れられません。
壁を見ると、朝7時からやっている。ギョエー! 深夜労働の労働者が、一杯やってから家に帰ることできるんやね。
僕のチェックポイントをお教えするネ。居酒屋は、〆鯖と、揚げ出し豆腐を見れば、だいたい実力が解る。
なぜかというと、両方とも最高の酒の肴で、単純な料理ではあるけど、手間が掛かるから。
刺身というのは鮮度しだいなので、それだけでは実力は判らない。


さて、そこで出会った、奇っ怪なメニュー。その名も「たらメニヤ」。

たらメニヤ

写真がそれなのだが、お店の人に訊いても「メニヤ」の意味が解らない。
たらの塩焼きとメニヤが並んでいるところから、「メニヤ」は調理法を差しているのであろう。
お店の人の話では、串揚げと同じように、天ぷら衣にパン粉を付けて揚げているのだという。
ふつうフライは、粉、卵、パン粉の順に付けるが、粉と卵を、一緒にし天ぷら衣にすることで、一工程を省いた調理法である。
こうすると、フライもののサクサク感はやや減じ、厚衣の天ぷらのようになる。


しかし‥‥。旧ソ連邦に「タラメニヤ」って国なかったっけ? とか、くだらないことしか浮かばない。
だけど、僕はポルトガル料理にルーツがあるんじゃないかな? と目星をつけた。
日本に最初に入った西洋料理はポルトガル料理で、これを南蛮料理と言った。
この南蛮料理が定着したもの代表が、今日の「天ぷら」だと言われている。
また飛龍頭(ひりょうず、ひろううす=がんもどきの別名)は、ポルトガル語のFillos(小麦粉をこねて油で揚げたパン)が語源だと言う。隠れキリシタンたちが、パン(キリスト教儀式で重要)の代わりにとうふで作って、弾圧の目をごまかしたというのだ。
僕が以前、ポルトガル料理研究家から聞いた話では「おじや」もポルトガル料理だそうだよ。


家に帰って、ポルトガル料理を調べてみると、ポルトガルでもっとも食べられている魚は、なんと「たら」だという。
よし、来た! フライにしてもよく食べるという。おお、近いぞ。しかしそれはフリットであって、メニヤという調理法は、辞書で調べてもとうとう見つからなかった。
く、苦爺思意ー。
きっと、日本語のカタカナ表記にする過程で、本来の発音とかけ離れた表記になってしまったのではないだろうか? 先頭の語は「m」ではないような気がするなー。
誰か知らないかなー?


ときわ食堂HP
http://tokiwa-machiya.sakura.ne.jp/
駒形どぜう

8月18日の「ガリガリクラブ」は、渋谷の「駒形どぜう」さんへ。
ビールをがんがん飲みまくりました。
私が生まれた田舎では、夏は「どじょう」と「鯨汁」で乗り切るという感じなんです。
でも東京で食べる「どじょう鍋」も「鯨汁」も、ちと違うんだよね。ソフィスティケートされ過ぎていると思う。
やっぱり「どじょう」は、川魚臭さとワタの苦みがあってこそ「どじょう」だと思うんだ。
「鯨汁」も鯨の脂身のギトッとしたところが魅力なんで。これに夏野菜をたっぷり入れて具だくさん汁に仕上げるというのがうちのやり方。
僕は、ふだんは「具だくさん汁」は好まないんだけど、「どじょう汁」「けんちん汁」「鮭の粕汁」なんかは、具だくさんにする。
結局これらは、野菜をいっぱい摂取するためのもの。汁の入ったおかずなんだよね。
次回、ガリガリクラブは、9月22日(木曜)の予定。
丸善ホモソーセージ

いつも行くスーパーに、これまでとんと見かけなかった「丸善ホモソーセージ」が置いてあり、即購入した。
ああ、お懐かしや。
やっぱり魚肉ソーセージは「丸善」でなくっちゃネ。

「丸善」の魚肉ソーセージは、あんまり進化していないところがいい。
ソーセージの端は、いまだに金属で止めてあるし、皮(フィルム?)を剥がす時には肉がくっついて、きれいに剥けない。
他社のは、金属レスになっていたり、ツルッと簡単に剥けたり、カルシウムが入れられたりしていて、わしゃ好かんね。こういう進化は、して欲しくないな。

僕らの年代だと、「魚肉ソーセージ」には、特別な思い入れがある。遠足の時のおにぎりに、「魚肉ソーセージ」が添えられているか否かは、実に、金持ちと貧乏人とを分ける、大指標であった。
もちろん(当時も今も)貧乏人であったオイラは、「魚肉ソーセージ」丸々1本をおかずに持って来る金持ちどもを、よだれを垂らして、うらやましそうに眺めるだけであった。く、くやしー。

先日、友人のKさんが、酒の席で突如「魚肉ソーセージが好き」と告白したときには、ビックリした。
「えっ、君も?」
ってな感じだな。
「魚肉ソーセージが好きだ」と言うのには、相当勇気がいるんだ。なんとなく、気恥ずかしいんだ。
なぜかっていうと、赤く着色されたウィンナーソーセージが登場するまでは、「魚肉ソーセージ」こそが、ドイツ人も喰ってるソーセージだと、この世代はみんな思い込んでいたから。

赤いウィンナーソーセージが登場した時には、その赤い皮を剥くか剥かないかで、物議を醸したほどなのだ。
「魚肉ソーセージ」のこれまでの習慣からすれば、当然この皮は剥く。
ところが、ハイカラ(死語?)な人たちが、そもまま食べ出して、田舎者は「え! 皮も食べちゃうの? 野蛮人め!」とびっくり仰天したわけだ。
これと同じようなことは、他にもあったな。黄色いうどんこカレーにソースをかけるか醤油をかけるかとか、目玉焼きにソースか醤油かとか。いわゆる「ソースか醤油か論争」。食堂でも赤いキャップに入ったのは醤油、青いキャップに入ったのはソース、となんとなく決まっていた。
当時、ソースといえば、ウスターソースのことだと日本国中が思い込んでいて、洋食はソース、和食は醤油をかけるもんだってことに決まっていた。
だけど、目玉焼きとかカレーは、洋食なのか和食なのか、なんだかよく解らなかったんだ。

あと、洋食の付け合わせの定番だったケチャップ味の「スパゲティナポリタン」。ヒデとロザンナのロザンナさんが日本に来てこれを初めて見たとき、ショックを受けたそうだ。「そんなもの、ナポリにない!」
小学生のとき、ある夜、父が帰って来て、洋食のライスの食べ方を伝授すると言い出した。これが、例のフォークの背中にライスを載っけて口まで運ぶという曲芸。若い人は知らないだろうな。これも日本国中、まるで憲法のように伝播したんだぜ。オイラも一生懸命練習したもの。あー、恥ずかしー。
フランス料理に、炊きたてのごはん、付いて来ないってば。
われわれの世代は、そういう恥ずかしー食体験を重ねながら、味を覚えていったのさ。

この「魚肉ソーセージ」の、さらに上を行く、われら垂涎の的のおかずというか、おやつ?が、王者ハムカツであった。
ハムカツったって、ポークのハムじゃないよ。魚肉ハムのカツなんだ。
ポークのハムをカツにしたってうまくないんだな。
魚肉ハムは断面が円じゃなくて四角に成形してあって、これを斜めに半分に切ると三角になる。これに衣をつけて揚げて、確か1枚5円で売っていたような気がする。それを学校の帰りに、肉屋に行って買い食いするわけだ。いや、1枚5円はコロッケで、ハムカツは3枚10円だったかな?

さて、この「丸善ホモソーセージ」。うま過ぎないのがいい。
他社の「魚肉ソーセージ」は、今どきの加工食品にありがちな、たっぷり味付けされたやつばかりで、自分などはこういうのを食べると吐き気がしてくる。だけどそれがなくていい。
それと、「丸善ホモソーセージ」は、ゼラチンが多いのか、弾力があって噛み応えがある。
惜しむらくは、昔あった脂肪の固まりがないこと。あれ、良かったのになぁ。サラミソーセージみたいで。断面に白い脂肪の固まりがあると、宝くじに当たったような嬉しさがあったもんだが‥‥。

ところで、テレビで万引きGメンの話、時々やってるでしょ。あれ見ていると、中高年の男性が万引きする品は、なぜか「魚肉ソーセージ」が多いんだよ。
これって、なんでかな?
万引きしやすいのか。それともやっぱり郷愁があるのか。食べ慣れているのか。
腐らないし、器は要らないし、そのまま食べられるし、酒の肴にもなるからなのか。
でも、店員さんが万引き人を追いかけていって、商品出せって言った後、ポケットから「魚肉ソーセージ」がポロッと出て来ると、オイラはなんか、わびしさに襲われるね。「頼むからそれだけは盗まないで」って。「お願いだから、もっと高いものを盗んで」って。

そうは言ってても、漁業資源の乱獲で、そのうち「魚肉ソーセージ」も庶民には喰えなくなるかも知れない。
赤く着色された、クジラのベーコンのように。

注釈:ウスターソースだけど、実はこれも日本人の発明品で、だしと醤油が入っているんだぜ。
醤油のキャップが赤いというのは、キッコーマンが1961年に発売した「キッコーマンしょうゆ卓上びん」が日本中に普及して、刷り込まれたんだ。これはGKのデザインで、いまじゃ世界中に普及しているから凄いもんだ。

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